【寝違え解消ナビ】ツボなどで対処

寝違えを治したい!

ここでは、寝違えの原因・症状をはじめ、
つぼ押しでの解消・対策や
マッサージ・ストレッチは効くのかなど
寝違えの治し方(治療法)を解説しています。
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症状

「急に首を回そうとしたら、激痛が走った」
「朝起きたら首のあたりにこわばりがある」
「ある程度まで首を回したら、それ以上回らない」
「痛みで上を向けない」

誰もが経験したことのある「寝違え」の症状です。

もし外出するまでに時間があるのなら、
冷湿布や冷タオルで痛みが出ている部位を冷やしてあげれば、かなり楽になります。

しかし、首の痛みやこわばりに「しびれ」が伴っている場合は、
なるべく早くに病院で検査をするようにしてください。
※神経障害が出ている可能性があります。


⇒症状

原因

◆不自然な姿勢
まず、よくあるのが変な姿勢で眠ってしまったために起こる寝違え。

・窮屈なソファーで眠ってしまった。
・寝相が悪いため、朝起きたらとんでもない姿勢のまま眠っていた
・酔っていたので変な姿勢で眠ってしまった・・・

よくあることですね。

覚醒している間、つまり起きている間は、
少しでも体に違和感や痛みを感じればその時点で体勢を立て直します。
しかし眠っている間はそうもいきません。

不自然な姿勢のままで朝を迎えてしまい、首に痛みが出てしまうんですね。


⇒原因

治し方(治療法)

・冷却
寝違えたらまずは患部を冷やすことです。

眠っている間、不自然な姿勢をとったままですから患部は炎症を起こしています。
アイスパック・冷湿布・アイスノンなどで約10分患部を冷やし、
そして外して10分程度おき、また10分冷やします。

※アイスノンはタオルでくるみ、直接皮膚に当てないようにしましょう。

朝は時間がないのでバタバタしていますが、
すぐに炎症を抑えてあげることによって症状が楽になります。

ストレッチなどはある程度痛みが治まってからにしましょう。


⇒治し方(治療法)

首の痛みの対処法

◆痛みが出ている部位を冷やす。
寝違えた時は温めてはいけません。
アイスノンや冷湿布で患部を冷やしましょう。

・やり方
@アイスノンなどを患部に10分程度当てて安静にします。
 (横になれるのなら横になりましょう。筋肉に負担がかからないのでおすすめです。)
Aアイスノンを外してそのまま10分おきます。

※@・Aを3回程度繰り返してください。

この方法で痛みが引かない場合には、整形外科を受診してください。
病院では鎮痛剤やコルセットを使って治療を行います。

寝違えは体への様々な負担が積み重なって起きる症状です。
首の周りに原因がある場合もありますが、
その他の部位に異常が起きているケースもあります。

内臓疾患や頸椎の病気(ストレートネックや頚椎椎間板ヘルニアなど)の
疑いもありますから、症状が軽くならない場合、軽視しないようにしましょう。


⇒首の痛みの対処法

ツボで治す

寝違えを改善させる方法のひとつに「ツボ押し」があります。
ツボ押しなら、患部を動かしたり温めるなどする必要がありませんし、
自宅で簡単にできてしまいますから経済的ですね。

◆寝違えに効くツボ
『上廉(じょうれん)』
(寝違えのほかに肘の痛みにも効果があります)

肘から手首の間の最も太く張り出している部位に位置しています。(親指側)

寝違えた場合には、上廉を親指で押したり揉んだりしてみてください。
痛みが引いていきます。
※痛みがひどい時には、少しだけ強めに押してみましょう。

単純な寝違えの場合であれば、ツボ押しはかなり効果的な方法です。
しかし、首の痛みの他にしびれが出ているなどの症状がある場合は
ツボ押しでは症状は改善されないかもしれません。

腫瘍・頸椎亜脱臼・頸椎椎間板ヘルニアなどの重篤な病気が、
寝違えを引き起こしている可能性があります。


⇒ツボで治す

治るまでの期間の目安

「放置していたのにその日の夜間には痛みが引いていた。」
「痛みが出ている部位を冷やして安静にしていたら、2日ほどで良くなった。」
「かすかに残っていたこわばりや首の痛みは一週間程度で消えた。」
「治ってもすぐに寝違えてしまう。」
「ずっと首の違和感や痛みが取れない。」


休んでいる時の姿勢が悪かったくらいで、
なぜこれほどまでに寝違えが治るまでの期間にはバラつきがあるのでしょうか?


⇒治るまでの期間の目安

マッサージは有効?

寝違えを起こしてかなり辛い時、
その原因が肩こりだと思い込んでマッサージやストレッチなどをする方がいます。

※寝違えの症状に対して、素人がマッサージを行ってはいけません。

適切な治療は症状を改善させてくれますが、
間違った対処法は逆に症状を悪化させたり改善が恐ろしく遅くなってしまいます。


⇒マッサージは有効?

ストレッチは有効?

寝違えでも何でもそうですが、病気は起きた後に対処するのではなく、
予防することが「最良の治療」です。

◆ストレッチで寝違えを予防する
自分に合っていない枕やマットレスやストレス、
不自然な姿勢など日々の様々な緊張が、
あなたの筋肉を緊張させてしまっています。

疲労した筋肉は肩こりを起こしたり、
神経を圧迫してヘルニアなどを起こすようになっていきます。

これらは寝違えにも繋がります。
寝違えは突発的に起こるものもありますが、多くは体からのサインであり悲鳴です。

ですから緊張が蓄積しないように、
できれば毎日リラックスさせてあげると
寝違えも肩こりも起こらなくなってくるようになるのです。

その具体的な方法が「ストレッチ」です。

ストレッチは筋肉の緊張を解き、
柔軟性を高めてくれる上ダイエット効果までありますから
是非取り入れるようにしてくださいね。


⇒ストレッチは有効?

予防するには?

◆ストレッチでリラックス
活動している日中の間中、体には色々な負担がかかっています。
筋肉・関節など、意識しているしていない関わらず、
負担はかかり続けていて体は疲労しています。
また、姿勢の崩れなどから特定の筋肉だけ使っていることもあります。

筋肉に疲れを溜めると、血流が悪くなり筋肉が常に緊張を強いられて
寝違えなどを招きやすくなってしまいます。

ストレッチや軽めの体操を行って体の疲れをとることが大切です。


◆暴飲暴食しない

「会社のつきあいで飲みたくないお酒や食事が続く」
「物性脂肪などを多く含む高カロリーな食事を好んで食べる」
無理を強いていると、いつか体は耐えきれなくなります。
これが生活習慣病であったり、寝違えであったりする訳です。

暴飲暴食は間違いなく内臓機能を低下させます。
内臓機能が低下すると、筋肉などに緊張が起きて
寝違えの原因になることがありますから、
できるだけ体をいたわった食事や飲酒をするようにしましょう。


◆ストレスをためない

人間にとってこれが一番難しいかもしれませんね。
人間関係や疲労など、いろんな原因でストレスは溜まります。

ストレスが溜まると、歯をくいしばるなどの無意識の動作をとるようになります。
こういった動作は脊椎や顎に負荷をかけてしまいますから、
寝違えにもつながっていくようになるんですね。

自分だけのぽかんとした休息の時間を作るなど、
ストレスから解放されるようにすることも大切です。

誰でも経験したことのある「寝違え」。
思ったより「深い」症状のようですね。


⇒予防するには?

治療は病院?整体?

寝違えは、泥酔していたり熟睡していたりして、
不自然な姿勢で眠ってしまったために起こる場合が多いのですが、
違う理由で症状を起こすこともあるのです。

◆寝違えを引き起こすもの

・腫瘍
・頸椎亜脱臼
・ストレートネック

※頸椎(首の骨が30度以下に曲がっている状態を指します。
病名ではありませんが、ストレートネックは様々な病気を引き起こす原因となります。
・頚椎椎間板ヘルニア
・慢性的な肩こりなど


これらの病気や症状をあなたが発症しているかどうか?というのは、
病院で検査してみないことには判断できません。

ですから、寝違えた場合にまず訪れるのは病院です。

例えば、病院で単純な寝違えと診断を受け、
コルセットや鎮痛剤を処方されたのに症状が良くならない。
こういった場合にはカイロプラクティック、鍼灸、整体でも治療を試してみましょう。

原因を明確にしてから適切な治療を行うことが大切です。


⇒治療は病院?整体?
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